カテゴリ:太鼓クラスの様子( 23 )

11月4日のクラスの様子をご報告します。
大変遅くなり、すみません。

ジェンベの参加者は3名でした。
曲はマラカ。

アペルから始めて、伴奏、ソロフレーズへと進みました。
あるフレーズについては、手順の話になりました。

khassoのクラスでは、基本的にオリジナル(元来)のフレーズを教えています。
手順についてもそうです。

手順というのは、極端な話、叩ければどう叩いてもいい、というようなところもありますが、やはりオリジナルも存在します。

しかしながら、街なかで行われる宴などでは総じて演奏が早くなりがちで、そうした場合には同じフレーズでもオリジナルとは違う手順で叩くこともある、ということでした。


ドゥンドゥンの参加者も3名でした。
そのうち二人の方はカソンケ・ドゥンドゥンは全く初めて、もう一人の方は2回目でした。
曲はサンディア。

まずはクロッシュとバゲットの持ち方、ポジションから。

カソンケのクロッシュは、どう持ったらいいか、どう構えたらいいかを体が理解するのは、初めての方にとっては簡単ではないようです。
バゲットも、一見容易ですが、ほかのドゥンドゥンで持ち方、さばき方の癖がついてしまっている方にとっては、その癖を直すのはなかなか大変なようです。

何事も最初が肝心で、クロッシュとバゲットの持ち方、ポジション、太鼓のどこをうつか、などは、ひとつひとつ確認しながら、体にしみ込ませていく必要があるようです。
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10月28日は、ジェンベ2名、ドゥンドゥン1名(!)の、寂しいクラスとなりました。

けれども内容は充実していました。

ジェンベの曲はマラカ。
いつもは1回に3、4フレーズ学ぶことが多いのですが、今回は2つに留まりました。

「頭ではわかっても、体が言うことを聞かない」フレーズがあったため、集中的に長時間同じフレーズをたたき続けました。
「なぜ体が言うことを聞かないか」についても少し触れ、その克服を今後の課題としました。


ドゥンドゥンの曲はサンディア。
思いがけず「グルーヴ」の話になりました。

クロッシュの音数が多い部分で、どうしてももたってしまうことから、そのフレーズを集中的に解説+模範演奏→ゆっくりたたくとどうなるか/はやくたたくとどうなるか、などいろいろと試しながら、「難しさの本質」にせまる作業をしました。

参加者Nさんが抱いていた疑問は、グルーヴの理解が十分でなかったことからくるものだということが、その作業をすすめるうちに分かってきました。

そこで、ダラマンに少し踊ってもらいました(「自分は踊れない」といつも言うのですが)。
それによって、大分理解が進んだように見受けられました。

こんなとき私はとてもうれしくなります。
教える人と学ぶ人との間に入り、両者を仲介させてもらうことの醍醐味を、こんな時に感じます。

学ぶ人の抱えている問題は何なのかを、クラスの中での様子から推察し、いろんな角度から質問を重ねて徐々に浮き彫りにしていく。
そして、その問題を解決するにはどうしたらよいかを導き出すお手伝いをする。
難しいけれど、私自身がクラスに臨む際に常に課題としていることです。

これまで、この作業によって私自身も多くのことを学ばせていただきました。
こういうことがあるから、参加人数が少なくてもクラスを続けていこうと思えるのかもしれません。

Nさんにも話しましたが、クラスの最中にどこかで「ひっかかって」くれることが、学びを深いものにしてくれます。
この日Nさんが「ひっかかっ」た部分も、もしサラッと「まあ、なんとなく」できてしまっていたら、深い考察はなかったでしょう。

よく「あの人の太鼓はなまっている」という表現を聞きます。
私は「通」ではないので、そういうところまで聴き分けられるかどうか分かりませんが、今日の体験で感じたことがありました。

叩き手個人の「なまり」というのも存在するのかもしれませんが、それ以前に、曲そのもののグルーヴを本当に理解しているかどうかという問題もあるような気がする、ということです。

例えば、叩き手個人の「なまり」だと思っていたものが、曲そのもののグルーヴを深く理解すれば、じつは「そう叩く以外にない」叩き方であると分かる、みたいな場合もあるような気がするのです。
そしてもちろんそこに、さらに微妙に叩き手個人の「なまり」ものっかってくる場合もあるでしょうが。。。

文字で説明するのは難しいですね。

分け入っても分け入っても泉のところへは辿り着けない。
深い深い森です。
太鼓は。

どこを分け入るか、どのように分け入るかは学び手次第です。
当然のことながら、私ではガイドは務まりません。
一緒に迷いましょう。
とりあえず水筒だけは持って行きますからご安心を。
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少し遅くなりましたが、10月20日のクラスの様子をご報告します。

ジェンベは中止となりました。

ドゥンドゥンは3名の参加者でした。
曲はマラカ。

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いつものように、既にやったところの復習から始まり、新しいフレーズを加えながら繰り返し練習しました。
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10月14日の初心者クラスの様子をご報告します。

ジェンベの参加者は5名でした。
曲はマラカ。

最初に、続けて参加されている方にこれまでのところを叩いてもらいました。

それから、全く初めての方がいらしたので、音の種類についての簡単な説明がありました。
その後アペルから始まって伴奏へ。

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そろってきたところで、ソロフレーズに移りました。
第3フレーズまで進みました。

マリのリズムは難しい、とよく言われることについて、ダラマンからひとつの視点の提示がありました。

「日本でジェンベを叩く人の多くが、利き腕でない腕をうまく使えていないように感じる」。
「難しいフレーズでなくても、両手を同じように使えないとうまく叩けないフレーズもある」。

そのためにどういう練習をすればよいか、アドバイスがありました。


ドゥンドゥンは4名の参加者がありました。
曲はサンディア。

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こちらも、続けて参加されている方にこれまでのところを叩いてもらうところから始まりました。

その後、アペル、伴奏と続き、初めての方は続けて伴奏を、続けて参加されている方は続きのソロフレーズへと進みました。

質疑応答では、各フレーズが演奏される順番についての質問があり、説明がありました。
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10月6日のクラスの様子をご報告します。

ジェンベクラスには申し込みがなかったため、中止いたしました。

ドゥンドゥンクラスの参加者は3名でした。
リクエストにより、マラカをやることになりました。

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アペル(イントロ)から伴奏、その後ソロフレーズへすすみ、ほとんどノンストップで繰り返しながら、第6フレーズまですすみました。

ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/

前回、ジェンベの初心者クラスでマラカをやりました。
そして今回、ドゥンドゥンの中級者クラスで同じくマラカをやりました。

初心者クラスと中級者クラスで同じ曲?
聞かれたわけではないのですが、説明しておきたいと思います。

たとえばクラシックピアノなどでは、習得の段階によってある程度曲が決まっていて、「今なになに(曲名)をやっている」というと、その人が何年くらいやっているか、どの段階にいるか、などがわかるようです。

けれどもマリの太鼓に関しては、そういう「段階」というものはありませんし、「練習曲」のようなものもありません。
ある曲ができたら別のある曲ができる、というシステムはないのです。

確かに、曲によって「この曲は難しい」といえるようなものもあるにはありますが、曲の難易度は、たたき手の好みによるところもありますし、もっと言えば、全ての曲に難しい箇所がかならずあります。

ですから、クラス分けは主に「すすめ方」という部分でしています。
決まったメソッドに従って進めるわけではないので、その日の面子によっても進め方は違ってきます。
同じ理由から、初心者クラスだからといって必ず「ジェンベには3つの音があって…」から始めるわけでもありません。
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9月最後のクラス、あいにくの雨でしたが、お集まり頂きありがとうございました。

ジェンベクラスの参加者は5名でした。
曲はマラカ。

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伴奏から初めて第3フレーズまですすみました。

繰り返し練習しつつ、スピードアップを試みました。
スピードが上ると、手数の多いフレーズはどうしても一つ一つの音が不鮮明になりがちです。
まずはひとつひとつの音を鮮明に力強く出すことを目標に、少しスピードダウンしてさらに練習しました。

最後の質疑応答では、このリズムはどの民族のもので、どういう機会に演奏されるかなどが話されました。


ドゥンドゥンの参加者も5名でした。
全く初めての方は、クロッシュの持ち方、バゲットの持ち方と基本的な捌き方から学びました。

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曲はサンディア。
第4フレーズまですすみました。
ソロフレーズが難しいと感じた方は、続けて伴奏を練習されました。

例によって、「表/裏問題」が持ち上がり、それについての説明がはいりました。

最後の質疑応答では、ドゥンドゥンのフレーズとジェンベのフレーズやダンスとの絡みの話や、サンディアにはフレーズがいくつあるのか、などが話されました。
唄を教えて欲しいとのリクエストに、ダラマンが応える場面もありました。
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大変遅くなりましたが、先週のクラスの様子をご報告します。

夏が終わったせいなのか、参加希望者が少なくて寂しかったです(笑)。
でも、その分、参加してくださった方が充実した内容だったと感じてくださればいいなと思います。

ジェンベは参加者1名でした。
プライベートレッスン状態です。

曲はマラカ。
「最初から、今やったところまで」を繰り返し練習しながら、伴奏からソロ第3フレーズまですすみました。

(写真を撮るのを忘れてしまいました。カメラを忘れてしまい、せめて携帯で撮ればよかったのですが、それも忘れてしまいました。)


ドゥンドゥンは2名の参加者でした。
お一方はカソンケドゥンドゥンは全く初めての方でした。

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曲はサンディア。
まずは続けて参加されている方が、どこまでできているかをチェックしました。

その後、初めての方はクロッシュの持ち方とポジショニング、バゲットの持ち方、基本的なバゲット捌きなどを学び、伴奏から学んでいきました。

カソンケのクロッシュになれていない場合、数分でクロッシュを持つ手が疲れてしまい、集中できなくなってしまうことが多いので、時々休憩を入れながら、ソロフレーズもゆっくりペースで進みました。

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初心者と中級者、というふうにクラスわけをしてから初めてのクラス開催でした。
こういうわけ方がいいのかどうか、迷うところもあったのですが、しばらくはこの方法で運営していこうと思います。

個人的には、初心者と中級者が一緒にクラスを受けるのは可能だと思っています。
中級者がソロフレーズを学んでいく間、初心者は伴奏を練習する、というかたちで、それぞれのレベル/ペースで、一緒に学んでいける、と思うのです。
しかもこの方法なら、初心者でもアンサンブルの楽しさも味わえます。

けれども全くの初心者の方には、オープンクラスだとなんとなく腰が引けてしまうという方もいらっしゃるようですし、中級者の方のなかには、思ったように先へ進めなくてやる気がそがれる、という方もいらっしゃるようです。

そこには、「太鼓を習う」ということに何を求めているか、が関係してくるような気がします。

ともあれ、まずは参加していただいて、ご感想などお寄せいただければと思います。
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8月18日のクラスの様子をご報告します。

まずはジェンベから。

本日は5名の方にご参加いただきました。

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曲は引き続きマラカ。
参加者の方々が、マリの曲は初めてという方、久しぶりにいらした方…ということもあって、伴奏からしっかり復習しました。

途中で伴奏パートとソロパートを2グループに別れ、合わせて演奏しました。



続いてはドゥンドゥン。

こちらも参加者は5名でした。

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曲はサンディア。
ほとんどノンストップでひたすら繰り返し練習しました。

カソンケドゥンドゥンでは、クロッシュがたいへん重要(というか、カソンケドゥンドゥン=クロッシュと言って良いほど)です。
単にリズムに華を添えているだけでなく、リズム自体をコントロールしているとも言えます。
そのため、ひとつでも音が抜けると、リズム全体がくるってしまいます。

頭でわかっていても、身体がついていくまでにはやはり練習しかないようです。

もっとも、楽器というものはすべてそうでしょうが…。

あまり「頑張る!」という感じではなく、楽しみながら頑張って行けたら、それが一番いいような気がします。
身体に力が入っていると、楽器はうまく答えてくれませんから。
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8月4日のクラスの様子をご報告します。

今回はジェンベ、ドゥンドゥンとも参加者が少なく、寂しかったですが、その分細部にこだわったクラスになったように思います。

まずはジェンベから。
参加者は2名でした。

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曲はマラカ。
最初からおさらいし、第6フレーズまですすみました。

この曲はフレーズによっては別の曲かと思うくらいに印象が違うものがあって、それらが全体のアンサンブルに複雑な彩りを与えています。
それだけに演奏する上で難しい部分もあり、だからこそ演奏する楽しさもあるようです。

Iさんは、先週までよく理解できなかった部分について今回わかった、とおっしゃっていました。
この点については、サポートする私も大変勉強になりました。

当たり前の話かもしれませんが、フレーズがよく理解できない場合(=気持ち良く演奏するに至れない場合)、「どのように理解できないか」を把握するのが大切で、それが分かると理解への道筋も立てやすいように思います。

「なぜ理解できないか」でなく「どのように理解できないか」と書いたのは、単に「理解できない理由」を追求する、というのでなく(「理由」を問うと答えが漠然としてしまう可能性があります。なにしろ「分からないから分からない」のですから)、どのような道筋を踏んで「未理解」が起こっているのか、を分かることが重要であると思うからです。

この点については、サポートする上で今後も課題としていきたいと思います。


続いては、ドゥンドゥン。
参加者は1名でした。

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曲はサンディア。
プライベート状態でじっくりと、第11フレーズまですすみました。

ここで、久しぶりに「表/裏」問題が浮上しました。
参加者N君は、先週までのフレーズを「感覚的」に覚えてきたそうです。
今日加わった第11フレーズで少し手間どったことにより、何が問題点かを探ったところ、拍の表/裏を逆にとらえていたかも、ということがわかりました。

私たちがよく陥るのが、「一旦『こちらが表』と思って聴くと、実はそれが裏だった場合に簡単に裏返せない」という、いわゆる「表/裏」問題(私が勝手にこう呼んでいます)です。

たとえば、途中からあるリズムを聴いた時、全然知らない曲に聞こえたのに、実は良く知っている曲の拍を表/裏を逆に聴いていただけだった、ということがよく(私だけ?)あります。
これはマリの伝統的な曲の構成がポリリズムだから、ということもあるかもしれません。

深いです。。。

現地の人がどのようにして曲を学んでいくか、も、いずれまとめて書いてみたいと思っています。
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クラスの様子をご報告します。

まずはジェンベから。
本日の参加者は1名でした。
曲は引き続きマラカ。
図らずしてプライベート・レッスン状態となりました。
新しいフレーズへはすすまず、これまでやったところをじっくりとくりかえしました。

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参加者Iさんは、最初は少し緊張が見られましたが、次第に音そのものに没頭されていくのが分かりました。
最終的にはプライベート状態を楽しんでいただけたのではないかと思います。

いずれにしても、どんな状態でも緊張せずに楽しみたいですね。
なかなか難しいですが。。。


続いては、ドゥンドゥン。
参加者は4名でした。
曲は引き続き、サンディア。第10フレーズまですすみました。

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ところで、バマコでは宴という宴でこのサンディアが聴かれないことはありません。
ダラマンも大好きな曲で(ジェリの曲ですからあたりまえかもしれませんが)、数え切れないほど演奏し、その分いろいろなアイディア(テクニックも含めて)が彼の頭の中にあります。
叩けば叩くほど、いろんなアイディアが沸いてくるようです。
ですから、やるたびに新たなものがくわわってくるのですね。

次回のクラスは8月4日(土)です。
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