愛知県・甚目寺町でのイベント
5月27日(日)、愛知県の甚目寺町のイベントに行ってきました。
甚目寺町は、2005年の愛知万博の際に、マリ共和国の担当(?)となった町です。
そのときに来日したマリ国立民族舞踊団のメンバーが甚目寺町を訪れています。ダラマンもそのメンバーの一人でした。
その愛知万博をきっかけとして、甚目寺町ではマリとの友好関係を末永く続けて行きたいという動きが高まり、そのためにはまずマリのことを知る必要がある、ということで、マリに関するワークショップを自治体レベルで開催することになったそうです。
その第一回目の講師として、FAN3(ファンサバ)代表・土屋萬佐子さんと、ダラマン・ジャバテに声がかかりました。
企画・制作は土屋さんです。土屋さんはダンスとトークの講師を務められました。
主催者のお話の後、まずは、ジェンベのワークショップです。
ダラマンのサポートは、たむたむ楽団のたくみくんとアリファルカこと赤井くんが引き受けてくれました。
30人近くの参加者で、それこそ老若男女、なんと着物姿の女性もいらっしゃいました。
(うまく全体を撮れなかったので、ダラマン寄りの写真を載せました。あしからず)
リズムはマダン。
1時間弱の中で、2つの伴奏を練習しました。
各人各様、楽しんでいただけたようです。
続いては、ダンス。
土屋さんを講師に、太鼓と同じリズム、マダンを踊ります。
まずストレッチでウォーミングアップをしながら、アフリカのダンスについての話。
土屋さんのクラスではいつも、ただ踊るだけではなく、アフリカのダンスとはどういうものかということが、まったく知らない人にもわかるように簡潔に語られます。
最初はなんとなく照れていた参加者も、生の太鼓演奏でどんどん乗ってくるのが伝わってきます。
約1時間で3つのステップを練習しました。
最後にはみなさんがとても充実した笑顔をみせてくださったのが印象的でした。
お昼ごはんは、ヤッサとティガデゲナ。
なんとこの日はジェンベ・ダンスのワークショップと並行して、料理のワークショップも行われていたのです。
講師は大使館勤務のファティマタさん。
セルフサービスで、ワークショップの講師、主催者の方々、参加者がみんな一緒に食事を取りました。
その料理の写真を撮り忘れたということに、今気づきました(笑)。
おいしかったです、すみません(笑)。
いつかKhassoでも企画しようかなと思いますので、お許しを。
さて、午後はトークの時間でした。
「眠くなったら寝ちゃっていいです」とは土屋さんの言葉。
実際そんなかたもいらしたような…。
まず、2003年にFAN3(ファンサバ)がマリ国立民族舞踊団を招聘したときの公演の様子を観ました。もちろん、ダラマンも出演しています。
FAN3(ファンサバ)という団体を作るきっかけとなった、舞踊団との出会いからお話が始まり、土屋さんが経験されたことを軸に、マリの文化について、映像を交えながら、語られていきました。
途中からダラマンも参加し、音楽のこと、ジェリ(グリオ)についてなども話されました。
予定外でしたが、ダラマンがンタマを演奏する場面もありました。
(ここも写真撮っておけば良かったですねえ。いろんなことしながらなのでなかなか難しいです)
そして、最後にダラマンとたくみくん、赤井くんによる演奏がありました。
長野からワークに参加者してくれたひろくんがサポートに入ってくれました。
ここはやっぱりダンサでしょう。ということで、ダラマンはドゥンドゥンを引っさげて(文字通り)…
写真、ぶれちゃいました。
そして、この太鼓でじっとしていられるわけもない土屋さんが…
ひゃー、楽しい楽しい。いや、ほんとに。
その証拠に…
ファティマタさんもじっとしていられませんでした。
日本ではめったにこんな場面はないでしょう。
最後に、ワークショップの参加者有志が加わって、マダンを。
ダラマンはジェンベを叩きます。
みなさんが準備をする間、大使館のマイクさんを前に、グリオティスム。
そして太鼓のみなさんが加わって…
さらにダンサーも加わって…
長いような短いような一日でしたが、とても楽しかったです(って小学生の作文か?)。
とにもかくにも、参加者のみなさんには、マリについて、理屈ぬきでなにかしらが伝わったのではないかと思います。
そしてその「理屈ぬき」というのが結構重要な気がするのですが(これは土屋さんもトークのなかでおっしゃっていました)、どうでしょうか。
ともあれ、これからも、甚目寺町のこの取り組みが発展していくことを願ってやみません。
また、このブログを読んでくださった方が、マリに興味を持ってくれればそれもまた喜ばしいことです。
(文責:ジャバテミネコ)
甚目寺町は、2005年の愛知万博の際に、マリ共和国の担当(?)となった町です。
そのときに来日したマリ国立民族舞踊団のメンバーが甚目寺町を訪れています。ダラマンもそのメンバーの一人でした。
その愛知万博をきっかけとして、甚目寺町ではマリとの友好関係を末永く続けて行きたいという動きが高まり、そのためにはまずマリのことを知る必要がある、ということで、マリに関するワークショップを自治体レベルで開催することになったそうです。
その第一回目の講師として、FAN3(ファンサバ)代表・土屋萬佐子さんと、ダラマン・ジャバテに声がかかりました。
企画・制作は土屋さんです。土屋さんはダンスとトークの講師を務められました。
主催者のお話の後、まずは、ジェンベのワークショップです。
ダラマンのサポートは、たむたむ楽団のたくみくんとアリファルカこと赤井くんが引き受けてくれました。
30人近くの参加者で、それこそ老若男女、なんと着物姿の女性もいらっしゃいました。
(うまく全体を撮れなかったので、ダラマン寄りの写真を載せました。あしからず)
リズムはマダン。
1時間弱の中で、2つの伴奏を練習しました。
各人各様、楽しんでいただけたようです。
続いては、ダンス。
土屋さんを講師に、太鼓と同じリズム、マダンを踊ります。
まずストレッチでウォーミングアップをしながら、アフリカのダンスについての話。
土屋さんのクラスではいつも、ただ踊るだけではなく、アフリカのダンスとはどういうものかということが、まったく知らない人にもわかるように簡潔に語られます。
最初はなんとなく照れていた参加者も、生の太鼓演奏でどんどん乗ってくるのが伝わってきます。
約1時間で3つのステップを練習しました。
最後にはみなさんがとても充実した笑顔をみせてくださったのが印象的でした。
お昼ごはんは、ヤッサとティガデゲナ。
なんとこの日はジェンベ・ダンスのワークショップと並行して、料理のワークショップも行われていたのです。
講師は大使館勤務のファティマタさん。
セルフサービスで、ワークショップの講師、主催者の方々、参加者がみんな一緒に食事を取りました。
その料理の写真を撮り忘れたということに、今気づきました(笑)。
おいしかったです、すみません(笑)。
いつかKhassoでも企画しようかなと思いますので、お許しを。
さて、午後はトークの時間でした。
「眠くなったら寝ちゃっていいです」とは土屋さんの言葉。
実際そんなかたもいらしたような…。
まず、2003年にFAN3(ファンサバ)がマリ国立民族舞踊団を招聘したときの公演の様子を観ました。もちろん、ダラマンも出演しています。
FAN3(ファンサバ)という団体を作るきっかけとなった、舞踊団との出会いからお話が始まり、土屋さんが経験されたことを軸に、マリの文化について、映像を交えながら、語られていきました。
途中からダラマンも参加し、音楽のこと、ジェリ(グリオ)についてなども話されました。
予定外でしたが、ダラマンがンタマを演奏する場面もありました。
(ここも写真撮っておけば良かったですねえ。いろんなことしながらなのでなかなか難しいです)
そして、最後にダラマンとたくみくん、赤井くんによる演奏がありました。
長野からワークに参加者してくれたひろくんがサポートに入ってくれました。
ここはやっぱりダンサでしょう。ということで、ダラマンはドゥンドゥンを引っさげて(文字通り)…
写真、ぶれちゃいました。
そして、この太鼓でじっとしていられるわけもない土屋さんが…
ひゃー、楽しい楽しい。いや、ほんとに。
その証拠に…
ファティマタさんもじっとしていられませんでした。
日本ではめったにこんな場面はないでしょう。
最後に、ワークショップの参加者有志が加わって、マダンを。
ダラマンはジェンベを叩きます。
みなさんが準備をする間、大使館のマイクさんを前に、グリオティスム。
そして太鼓のみなさんが加わって…
さらにダンサーも加わって…
長いような短いような一日でしたが、とても楽しかったです(って小学生の作文か?)。
とにもかくにも、参加者のみなさんには、マリについて、理屈ぬきでなにかしらが伝わったのではないかと思います。
そしてその「理屈ぬき」というのが結構重要な気がするのですが(これは土屋さんもトークのなかでおっしゃっていました)、どうでしょうか。
ともあれ、これからも、甚目寺町のこの取り組みが発展していくことを願ってやみません。
また、このブログを読んでくださった方が、マリに興味を持ってくれればそれもまた喜ばしいことです。
(文責:ジャバテミネコ)
by khasso
| 2007-05-29 13:33
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